2月に続き、美味しいきのこのお話です。
身近で見られる美味しいきのこ第一弾はタマゴタケ、
第二弾は和製ポルチーニ茸のヤマドリタケモドキを紹介しました。
第三段は、アミガサタケです。
タマゴタケやヤマドリタケなどと同様に
ヨーロッパでは高級きのことして有名なきのこです。
ブラックモレル(頭が黒っぽいタイプ)
イエローモレル(頭が黄色っぽいタイプ)
アミガサタケの種類は大きく分けると
春の桜が咲く前の時期に出てくるブラックモレル(頭が黒っぽいタイプ)と
桜の花が咲く頃に出始めるイエローモレル(頭が黄色っぽいタイプ)の2タイプがあります。
細かく分けるとブラック、イエローともに数種類づつに別れますが
微妙な違いで基本的に毒キノコはないのであまりこだわる人は少ないようです。
(注:唯一針葉樹林に春から夏に発生するシャグマアミガサタケは猛毒!)
春の桜の咲く頃に主に桜の樹やイチョウの樹などの元で見られるきのこです。
日本では桜の樹が至る所にあるので簡単に見つかりそうなものですが
いざ探してみると中々そう簡単ではありません。
ただ、見つけてしまうとこんな近所の公園にでるんだ!?
と言うような身近な場所でも見つけられるきのこです。
一度その場所を見つけてしまえば数年間かは同じ時期で発生が見られます。
私も一時期はそういう場所を数か所知っていましたが
ほとんどの場所の発生が見られなくなってしまい、新たな発生場所を探査中です。
春の公園で桜やイチョウの樹のそばを通った時
目を凝らして樹の周りを見てみると
アミガサタケをみつけられるかも?
以上身近で見られる美味しいきのこ-3でした。
オカムラ